特徴紹介|脳卒中 認知症 頭痛 めまい ボトックス|まつもと脳神経・内科クリニック|福島市

〒960-0112
福島県福島市南矢野目字道下35-10
TEL:024-557-1233
休診日:水曜午後、土曜日午後、日曜日、祝日
まつもと脳神経・内科クリニック
当院の特徴紹介

脳卒中の早期診断、治療、予防



準備中

認知症の診断と治療、早期診断



準備中

頭痛に治療



頭痛は大きく一次性頭痛と二次性頭痛に分けられます。
一次性頭痛には、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などがあります。
二次性頭痛には脳腫瘍、脳梗塞など頭部の疾患が原因となるものと蓄膿症や頸椎症、風邪などが原因となるものがあります。

片頭痛
  • 10才代から発症することが多く、30才代にピークがあり、60才ではめったにみられなくなります。
  • 片頭痛は生理と関連して起こることが多く、妊娠中には起こりにくくなります。
  • 月に1、2回、多いときには週に2回程度、繰り返し起こります。
  • 片頭痛ということで頭痛は片側にと思いますが、約40%の人は両側に頭痛が起こります。
  • 頭痛の程度は日常生活に支障をきたすほどの強い頭痛です。
  • 4時間から72時間持続します。
  • 階段の昇降などの動作で頭痛が増悪するのが特徴です。
  • ライフスタイル:男性では睡眠不足傾向にあり、食習慣では飲酒習慣が少ないのが特徴です。飲酒によって片頭痛が誘発されるため飲酒習慣が少ないと考えられます。
  • 一方、女性では、偏食と朝食を食べない傾向が特徴です。
  • 頭痛時には悪心、嘔吐、羞明(普段より光がまぶしく感じる)、音過敏、臭い過敏などが伴うことが多いとされています。
  • 母親が片頭痛であることが多い
  • 前兆のあるものとないものに分けられますが、前兆は視野にキラキラするもの(閃輝性暗点)が現れるもの、空腹感、首や肩こりなどがあります。
  • 視野にキラキラが現れ、キラキラの周囲が見づらくなるため、目の病気と思い、眼科を受診することが多いようです。
  • 治療はトリプタン製剤(イミグラン、ゾーミック、レルパックス、マクサルト、アマージ)と解熱鎮痛剤がありますが、前者の方が効果があります。ただし、トリプタン製剤は心臓の病気や狭心症では使用できません。
  • 予防薬は原則として月2回以上発作が起こる方に使用します。予防薬投与によってかなりの方がこれまでの痛みが楽になり、中には頭痛がまったくなくなった方がいます。
緊張型頭痛
  • 頭痛の原因の70〜80%を占めます。
  • 中年に多く、男女差はありません。
  • 頭痛の起こる頻度は様々で、月に数回から毎日起こるなど様々です。
  • 後頭部から首の後ろが主に痛み、両側性がほとんどです。
  • 片頭痛のように日常生活に支障をきたすことはありません。
  • 前兆や光過敏等はありません。
  • 私の経験からしますと、デスクワークの人に多く、運動不足、ストレス等が原因となっています。
  • 首の後ろから肩にかけての筋肉が張っていることがほとんどで、ひどい場合には、ふらつきやムカムカ感などを伴います。また、朝起きた際に目がすっきりしない、頭がすっきりしないなどの症状を伴うこともあります。
  • 治療は、まず薬物療法(鎮痛剤、筋弛緩、等)ですが、当クリックの場合、これにウォーターベットでマッサージ、キセノン治療を加えています。これでもよくならない方には、圧痛点への局所麻酔剤の注射や点滴を行っており、良好な効果がえられています。
  • 予防としては、運動(ラジオ体操、ウオ―キング等)が効果があるようです。
群発頭痛
  • 20〜30代の男性に圧倒的に多くみられます。(男:女=3.5:1)
  • ある一定の期間、毎日のように明け方の決まった時間に起こる激しい頭痛です。
  • 頭痛の起こり方が群発地震に似ているためこのように呼ばれています・
  • 痛みは1〜2時間持続し、その後自然に治ります。
  • 痛みと同じ側で、涙が出たり、目の充血、まぶたが下がる、鼻水、鼻づまりなどの症状が起こります。
  • 発作時の治療は、トリプタン製剤の皮下注射、酸素吸入、等を行います。通常の鎮痛剤はほとんど効果がありません。
  • 自己注射もありますので頭痛を専門とする医療機関で相談してください。
  • 予防薬として、カルシウム拮抗薬(血圧を下げる薬)や副腎皮質ステロイドがあります。
  • 発症時には入浴はできる限り短時間で、あるいはシャワーで済ませるようにします。
  • 飲酒で頭痛が誘発されますので、頭痛が起こっている期間中はひかえた方が良いようです。

ボトックス治療を行っております。



眼瞼けいれん、片側顔面けいれん、上肢痙縮、下肢痙縮、2歳以上の小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足

4月から腋下多汗症に対する治療も始めました。

めまいの治療



めまいには、自分自身がグルグル回っているように感じる「回転性めまい」とグラグラする「非回転性めまい」があり、耳から脳に至る神経路の障害で起こります。めまいの原因は、耳からのものが多く、代表的なものとしてメニエール病や良性発作性頭位めまい症がありますが、耳以外の病気、脳卒中(脳梗塞や脳出血)でもおこります。脳卒中の場合のめまいは突然起こることが多いのですが、回転性めまい、非回転性めまい、いずれもありますので、回転性、非回転性で脳卒中かどうかを診断することは困難です。ただし、脳卒中の場合には、めまい以外の脳の症状、例えば片側の手足が動きにくい、力が入らない、また感覚がおかしい、呂律が回らないなどの症状を伴うとされています。しかし、国立循環器病センターの調査では、突然めまいが起こり緊急入院した患者さんのうち、耳鳴り、吐き気、嘔吐があっても、脳の症状がなかった約100人の患者さんに脳の画像検査をした結果、どの患者さんも麻痺などの症状はなかったのに、12%の患者さんに脳梗塞が見つかったとしています。

めまいだけの症状の場合には、脳梗塞は小さく、多くは大事に至らないことがほとんどですが、血液をさらさらにする薬で脳梗塞の治療をしないと、再発してさらに重い手足の麻痺や言語障害などを起こしますので、めまいの原因が脳梗塞かどうか診断を受けることが大切です。また、めまいで始まり、後で意識障害や手足の麻痺を伴う重症の脳卒中の例もありますので注意が必要です。めまいは耳の病気で死ぬようなことはないと簡単に思ってはいけません。特に、脳卒中になりやすい中高年の方でめまいが起こったら、脳の検査を受けることをお勧めいたします。

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